毎日が全休

75ccホンダリトルカブで日本一周を経験する。いいブログ名が思い浮かびません。

僕の住む狭山市

「好きな街」ということで僕は初めて今週のお題を書いてみる。

 

日本に誕生してから小学校2年生まで、僕は神奈川県藤沢市というところに住んでいた。

湘南の海が広がり、片瀬山には高級住宅が軒を連ね、江ノ島に聳え立つ展望台。

すぐ近くには新江ノ島水族館まである。

藤沢駅周辺は発展しておりいろんなお店がある都会感満載の街でありながら、少し外れた住宅地には無人駅も数多く、このギャップも藤沢のポイントだ。

鎌倉や箱根、川崎や横浜など、神奈川の有名ドコロへすぐに行けるのも良い。

 

なんて素晴らしいんだ神奈川県。なんて素晴らしい市なんだ藤沢。

遊ぶ場所も観光名所も巨万とある。

 

僕は友達に囲まれ、楽しくて楽しくて毎日藤沢のどこかで遊んでいた。僕はこのまま藤沢で暮らしていくものだと思っていた。

 

3年生に上がる時、突然の転校。

 

引越し先は埼玉県の狭山市

おばあちゃんが住んでいるところだという認識はあったものの、7~8歳の子供には未知の世界だった。

 

 

僕がこっちに越してきてから10年が経つ。

もう神奈川にいた時間よりも、埼玉で呼吸をし、埼玉で飯を食い、埼玉で家族と過ごす時間の方が長くなっていた。

いろんなものに溢れていた神奈川県藤沢市に僕はもう住んでいない。

狭山市には観光スポットなどない。

みんなで楽しむ有名なレジャー施設も無ければデートスポットなんてない。

有名な狭山茶狭山で作っていない

 

お隣、川越市には情緒溢れる小江戸の町並みが広がり日帰りの観光名所として高い人気を誇る。

 

一方狭山市にはなにもないのだ。本当に。

 

しかし僕は狭山市を愛している。

狭山市で暮らしていることを誇りに思っている。

こっちに越してきてから沢山の素晴らしい友達もできた。色んな体験をしてきた。

 

住めば都とはこのことだ。

 

海無し県、何も無い市こと埼玉県狭山市

何もないからこそ僕らで街を活性化させていこうという共通意識が狭山市民にあるのか無いのか全く知らないからさておいて、僕はここから見える夕日(?)が大好きです。

 

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